t.o.h歯科医師研修会
第8回t.o.h歯科医師研修会

 去る2月24日、発達した低気圧の通過の影響で、春一番の大風が吹くなか、吉祥寺の武蔵野商工会議所にてNPO法人あなたの健康21「歯と口の健康を守ろう会」(t.o.h.)の本年最初の歯科医師研修会および市民フォーラムが開催されました。
 歯科医師研修会では、当会理事長の安田先生から「キレイがキーワード-新しい歯科医院の提案」と題し、今歯科界がおかれている現状や将来予想を踏まえ、これからは疾病に対して治療をほどこすだけではなく、予防、さらには、「キレイ=美しい・清潔」「快適」をキーワードに定期的に気軽に、「病気」ではなく、「キレイになる」ために通えるプレイスを作ることによって、結果として歯科の疾患を未然にふせぐことができるというスタンスをめざす新しい歯科医院の創造を提案され、それを具現化した2箇所のt.o.h.Oral Care Placeを紹介されました。

第7回t.o.h歯科医師研修会

 去る6月24日(日)、名古屋市にある名古屋栄ガスホールにおいて、第7回t.o.h.研修会が96名の参加者を迎えて盛大に開催されました。テーマは昨年11月の研修会と同じ“現在の歯科潮流からのマネージメント「象牙質知覚過敏症セミナー」”で、多くの歯科衛生士と歯科医師を中心として熱心に聴講して頂きました。講師は私(安田)と深川理事、それと協賛企業の方々で、非常に身近な、臨床で多く体験する知覚過敏症に付いての講演がありました。若い歯科衛生士さんの参加が多かったせいか、華やいだうちにも、熱心にメモを取る姿が目に付き、大変有意義な1日であったと思いました。
  今後とも、研修会の幅を広げ、多くの方々に喜んで頂けるような企画を検討していきたいと考えております。どうぞよろしくお願い申しあげます。

第6回t.o.h歯科医師研修会

 平成17年5月27日(日)、南青山にあるT's PLAZA 246で第6回t.o.h.研修会が開かれました。絶好の行楽日和にも関わらず満員盛況となり、会場は演者と参加者の熱気に溢れていました。今回は「患者さんは困っている!生活医療の困りごと。象牙質知覚過敏症」とのテーマで、主に歯科衛生士さんを対象に実施されました。もちろん、象牙質知覚過敏症は歯科医師にとっても難しい問題であるため、歯科医師の参加も多く、さらには、一般市民の方にも関心が高かったのか、少し専門的になりすぎた講演にもかかわらず熱心に耳を傾けてくださいました。
研修会は安田登理事長の司会進行のもと、深川優子理事の"象牙質知覚過敏症:「しみる・痛む」の解消はまずセルフケアから!"の講演から始まりました。豊富な状況提供と共に、途中ではt.o.h.会員の薬剤師祖父江五月さんから、象牙質知覚過敏症に関する薬剤の説明もあり、大変興味深い講演となりました。その後、歯科医師の立場で安田登理事長から"セルフケアでも解消しない象牙質知覚過敏症:MIからスタートするプロフェッショナルケア"と題した講演がありました。
 また、今回も協賛企業の方々から豪華プレゼントの提供と各種製品説明もあり、2時間半があっという間に過ぎ去った有意義な一日でした。今後も各種研修会を企画して参りますので是非多くの方々の参加をお待ちしています。

第5回 t.o.h歯科医師研修会 「歯の性質を理解せずに歯科医療を行ってよいか?」


 去る10月29日(日)、秋晴れの一日、東京新宿のスバルホールで恒例の歯科医師研修会と市民フォーラムが開かれました。前回の青山で行われたのと同様、今回も外部へのアナウンスをあまり行わず小規模ホールで会員の皆様と語るという会を設定いたしました。
 中林宣男会長の講演「歯の性質を理解せずに歯科医療を行ってよいか?」では、難しい話ながら皆様、熱心に聴講していました。短い時間設定であったため、十分理解できなかったところも多かったものと思われますが、今まで歯科教育の中ではあまり聞いたことがない内容に、一様に驚きの表情を見せられていたのが印象的でした。

第4回 t.o.h歯科医師研修会 「う蝕は感染症か?」


 去る7月1日(土)、Coco-de-Sica青山において「う蝕は感染症か?」という歯科界の常識に挑戦するテーマで第4回歯科医師研修会が開催されました。限定30名で、中林宣男会長とひざを突き合わせて討論するという場でしたが、会場一杯に参加された方々と熱心な議論が展開されました。
う蝕は単なる塩基性のヒドロキシアパタイトと細菌が代謝する乳酸との中和反応に過ぎない、同じリン酸カルシウムの仲間なのにエナメル質が溶けて、歯石が溶けないのはなぜか、はたまたう蝕検知液は、本当は何を染めているのかなど、歯科医師ではなかなか解けない命題について、中林会長の化学者としての鋭い眼で考察された結果が講演されました。
初めて聴講した方は、まさに目からうろこ、また再度聞かれた人は一層理解を深められたことと思われます。今後も機会ある度に歯科医師研修会を開催して行きたいと考えていますので、是非ご参加下さい。

第3回 t.o.h歯科医師研修会 「むし歯は治らない、治せない」

 平成17年11月27日(日)、中林宣男会長が、う蝕は感染症か酸蝕症か、う蝕罹患歯を治せるか、術後の歯の痛みについて講演しました。その後、人工エナメル質で歯を守る臨床について説明しました。


第2回t.o.h歯科医師研修会
平成16年11月7日(日)、杉並区産業商工会館にて第2回目の歯科医師研修会が開催されました。今回は前回とは趣向を変え、午前中は歯科医師研修会、午後は市民フォーラムという企画で開催されました。歯科医師研修会は若手の歯科医師らが多数参加し、これからの歯科における永遠のテーマ「市民の歯と口の健康をどのように守るか」と題して、市民フォーラムは「歯と口の健康をどうしたら守れるか」をテーマにした講演と、歯と口の相談広場を設けて開催されました。天候に恵まれ、11月というのに暖かな日になり、有意義な一日になりました。
 午前中に行われた歯科医師研修会はt.o.h.会長の中林宣男先生の講演で「マイクロリーケージと2次カリエスを心配しなくてもすむ修復法とは」との題にて行われました。若手歯科医師の出席が多かったので、歯科医師のあるべき姿を踏まえて、象牙質接着の重要性について長年の研究を元に、接着のメカニズムをはじめ、歯自体の保護に対する考えを話されました。はじめて中林先生の話を聞かれた方も多く、テンポの良い話し方と内容に少し驚いていたようです。中林先生のお話は何度聞いてもよいと思いますので、歯科医師の先生方のまたの出席をお待ちしています。
 次に本会の理事長である安田登先生の講演が行われました。テーマは「う蝕治療に治癒をもたらす人工エナメル質」です。象牙質接着を利用した人工エナメル質の重要性について、症例を紹介しながらの講演はさすがでした。人工エナメル質を形成させるう蝕治療を行うことによって、歯を守ることができることを実感させられた講演でした。
 午前の歯科医師研修会はこれで終了し、参加された先生方に終了証が会長の中林先生から授与されました。
あなたの健康21「歯と口の健康を守ろう会」
理事長 安田 登
第1回 t.o.h歯科医師研修会

去る平成16年4月18日(日)、日本歯科大学九段ホールで第1回目の歯科医師研修会が「市民の歯と口の健康をどのように守るか」とのテーマで開催された。新緑が目に鮮やかな、絶好の行楽日和にもかかわらず熱心な歯科医師、歯科衛生士、その他のスタッフなど、総勢約100名程度が参加した。
 午前中はt.o.h.会長の中林宣男先生が「エナメル質に穴が開いたむし歯は治らない~人工エナメル質(樹脂含浸象牙質)の機能と威力を知る~」との題で、先生が長年研究を重ねてきた象牙質接着の成果が報告された。むし歯はなぜ治らないか、二次う蝕の真の原因は何だったのかなどが、くっつく接着から、歯をはじめとした生体を守るために必要な接着とは何かなどの話がなされた。
初めて聞かれた方々は次々と登場する新しい話の展開に驚きの念を隠せないようであった。
 続いて私、安田 登が中林会長の理論をいかに臨床に活かすかについて解説した。果たして十分に先生の話を「通訳」することができたか心配だが、聴衆の皆さんの暖かなご理解を期待したい。
 午前の最後に矢部事務局長を交えて、あなたの健康21「歯と口の健康を守ろう会」の設立趣旨、入会手続き、会費などの事務的な説明を行った。

昼食は、日本歯科大学のメモリアルホールに、ケータリングによって運ばれてきた食事を皆で仲良くとり、和気藹々とした時間を過ごせた。もちろんこの時間にあちこちで熱い議論に花が咲いたことは言うまでもない。
 午後に入り、パネルディスカッション「市民の歯と口の健康をどのように守るか」を行った。本会の理事である、木下 亨先生、加藤 元先生より歯と口を守るために、予防、管理が極めて重要であることが、開業医、産業歯科医師の立場から発表が行われた。いずれも詳細なデータに基づく、実践者だからこそ言える迫力のあるものとなった。
 深川優子歯科衛生士からは、歯科医師と一般市民との間の緩衝材として歯科衛生士が関与できるのではないかとの提言があった。また、患者に歯科医療を十分理解してもらうには、疾患別のクリニカル・パスが有効であることも実例を挙げての説明があった。
 水谷惟紗久氏(月刊「アポロニア21」編集長)には市民代表としてお話をいただいたが、「健康づくり歯科医院」をキーワードに、市民は歯科医院に何を望んでいるか,また何を望んでいないかなどが実例をまじえて解説された。

 朝早くから夕方まで、多くの方々が熱心に聞いて下さったことにまずは感謝を述べるとともに、t.o.h.の趣旨に賛同して下さり、当日だけで60名を越える入会者がいらっしゃったことは私たちにとっても望外の喜びであった。
最低、年2回は開催していくつもりであり、11月14日には市民フォーラムも予定されています。
是非ご参加下さるようお願い致しますとともに、今後ともt.o.h.の活動にご支援下さるようお願い申し上げます。

あなたの健康21「歯と口の健康を守ろう会」
理事長 安田 登

当会では、歯科医師や歯科衛生士に向けた講演・セミナーをはじめ、一般の方に向けても、歯や口の健康を守るための各種セミナーを行いました。